No.1 |
土地神話は、本当に崩壊したのか
|
日本人は合理思考に変われるか?「夢のマイホーム」が示す土着性。
|
No.2 |
持家信仰の正体
|
貴方の持家信仰も、マインドコントロールによるものかもしれない。
|
No.3 |
それでも家が欲しい人のために
|
冷静になって持家を考えよう。
|
No.4 |
家賃は、払い捨て?
|
「買ったほうが得」の裏に潜むウソ。
|
No.5 |
定期借家制度をめぐって
|
法律学者、経済学者各々の主張を冷静に捉えてみれば。
|
No.6 |
都会は、物価が高い?
|
見かけ上の物価だけでは正しい比較はできない。
|
No.7 |
デジタル・デバイドは、問題か?
|
パソコンが使えないことは、そんなに悪か。手段と目的の取り違えの愚かさ。
|
No.8 |
鑑定とコンサルティングの狭間で
|
不動産鑑定士の役目は、もっとあるはず。
|
No.9 |
インターネットの功罪
|
インターネットは情報の宝庫と言われるが、実態はゴミ箱ではないのか。
|
No.10 |
首都機能移転問題に関する独断的意見
|
所詮地域エゴのぶつかりあい。もっと大局的な見方はできないのか。
|
No.11 |
土地はもう底値か
|
土地に対する十把ひとからげの考え方を、そろそろやめよう。
|
No.12 |
いまだに横行するDCF法の礼賛〜無批判的崇拝に対する警告〜
|
DCF法(収益還元法)を絶賛する書物には、注意が必要。
|
No.13 |
金融工学と不動産鑑定の接点
|
金融工学は、個人に対するアドバイザリー業務には不可欠。
|
No.14 |
不動産鑑定にもパラダイム転換が必要
|
不毛な正常価格論からの脱却。
|
No.15 |
身近なところに金融工学
|
難しく考えることはない。金融理論を身近な例で。
|
No.16 |
収益価格偏重時代に思う
|
収益還元法だけがそんなに特別なのか。ブームに便乗した無責任な発言に注意。
|
No.17 |
収益価格偏重時代に思う2〜崇拝者も批判者も同じ穴のムジナ〜
|
理論的検証すら行っていない崇拝や批判に、惑わされないために。
|
No.18 |
はこもの地域振興の愚
|
モノを作れば人が来て、金を生むのか。「文化」についてはどう考えているのか。
|
No.19 |
確かに「マンションは買い時ではない」が・・・
−AERA・4/16号に抗議する−
|
またいつもの鑑定士バッシング。国民の意識改革を促すのは良いことなのだが、矛先が違うのでは。
|
No.20 |
「県民性」は本当にあるのか
|
血液型性格診断が怪しいのなら、県民性はもっと怪しい。
|
No.21 |
幼稚な国の幼稚な現象
|
「この国は本当に自由主義の国か」などと冗談交じりに言っていられるうちはまだ良い。政治や経済より、
国民自身が大人になる「改革」が必要だ。
|
No.22 |
アクセス数とサイトの価値
|
たくさんの人が訪れ、人気のあるサイトだからといって、内容的にも価値があるわけではない。
「数」のムードにごまかされないように。
|
No.23 |
嫌煙権と喫煙権
|
タバコは「百害あって一利なし」だろうか。私は、タバコの精神的メリットを認める。
しかし、それと公共の場での「喫煙権」とは、次元の違う問題である。
|
No.24 |
利用者の視点
|
産業界は、お金を出して買う側の視点に、もう少し立って欲しい。
本当に歓迎される企業は、何らかの喜びを提供してくれる企業である。
|
No.25 |
リスクについて考える
|
不動産の収益価格を求める際、リスクプレミアムをどのように算定するか。
古くて新しい問題を改めて考える。
|
No.26 |
責任の取り方
|
組織を辞めたことで責任を取ったことになると考えるのは、
組織に属することそれ自体に価値を見出している日本人特有の論理ではないのか。
|
No.27 |
鑑定士に相場観は必要か
|
不動産鑑定では確かに地域に精通していることは有利である。だが、
的確な鑑定評価を行なうために相場観は本当に必要か。
|
No.28 |
批判するということ
|
不動産鑑定士に対するありがたい批判だが、地価公示業務について基本的な事実誤認があるので、
指摘しておきたい。
|
No.29 |
ビンボー万歳
|
金儲けがそんなに大切ですか?お金によって得られる本物の幸せなどないけれど、人はお金によって
簡単に不幸になるもの。
|
No.30 |
街によって変わる人生
|
元気のない街に定住すると、人間も元気を失ってゆく。一ヶ所に縛られず、漂流する人生がエキサイティングだ。
|
No.31 |
ネット人として
|
世界に対し自由に発言する権利を手にしているサイト開設者には、相応の高い倫理感や自制心が求められる。
一方的な情報発信において大切なのは、バランス感覚である。
|
No.32 |
構造改革と景気回復
|
「構造改革なくして景気回復なし」という空虚な呪文を無批判的に信じてはいないだろうか。
マクロ経済学で冷静に考えてみよう。
|
No.33 |
鑑定評価の客観性を求めて
|
主観的意見を展開するのが鑑定評価ではない。いかに客観的データを提示して、説明をするかが重要だ。
|
No.34 |
鑑定評価の客観性を求めて2
−fair valueへの戦い
|
時代の風潮に流されないfair valueをめざして。鑑定評価に必要なのは、
単にテクニックの進歩だけではなく、客観性の追求であると思う。
|
No.35 |
文系vs理系の構造
|
二分法的文脈に逃げ込んで、努力不足を正当化するようなことは慎みたい。
|
No.36 |
インターネットと営業活動
|
ネットは便利であり、これを活用すべきことに異論はないが、
本当に大切な情報はネットでは得られない。だから、真の営業ツールにもなり得ないと思う。
|
No.37 |
日本に実力主義は定着するか
|
市場原理主義、あるいは競争至上主義が実力主義社会を実現するという幻想から、我々はそろそろ目覚める必要がある。
血も涙もない不平等社会を容認するというのなら、話は別であるが。
|
No.38 |
収益還元法と将来予測
|
土地残余法で純収益変動率をプラスの値とすることに対する批判がいまだに多いので、
あらためてここで説明したい。
|
No.39 |
利回りを高くしたい人、低くしたい人
−ある村の物語−
|
ある村に起こった出来事を通じて、利回りについて考えてみよう。
|
No.40 |
取引に役立つ鑑定とは?
|
そもそも役立つとは何か。何でも言いなりになるということではないだろう。
市場における均衡価格(正常価格)や典型的投資家の留保価格(特定価格)と、
特定の投資家の購入できる価格(コンサルとして出すしかない)を区別すべきだ。
|
No.41 |
隣の芝生が青く見える人々
|
最近、想像力に欠ける独善的な視座からものを言う論調が多過ぎやしないか。
客観的であること、あるいは異端であることが、今一番大切だと思うのだが。
|
No.42 |
マンション利回りを見る視点
|
マンションを利回りで見る風潮は悪いことではないが、雑誌等のデータを見る場合には、
そこに書かれていること、書かれていないことも含めて、様々な注意点がある。
|
No.43 |
地価公示価格に対する誤解
|
マスコミ等で展開される地価公示に対する批判の多くは、
評価理論や制度趣旨を理解しない暴論であって、批判のための批判という印象が強い。
有名な大新聞を筆頭に。
|
No.44 |
収益還元法をめぐるいくつもの迷信
|
(1)これからの地価は、すべて相場ではなく、収益還元的に個別に定まる。
(2)収益還元法こそが、最も正しい評価法である。
(3)直接還元法より、DCF法のほうが高度な手法である・・・
これらはすべて迷信と言っていい。
|
No.45 |
コーディネーターというお仕事
|
調整役、舵取り役。私にとっては苦手な役割だが、
こういう経験も必要なのかもしれない。
|
No.46 |
[緊急提言] 不動産取引価格情報は完全公開せよ
|
物件が特定できない形での取引価格情報開示は、開示ではない。
私は、完全に特定できる形での公開を求める。
|
No.47 |
大新聞による地価公示批判の誤りを指摘する
|
新聞はその影響力の大きさを考えれば、誤った記述は決して許されない。しかしながら、大新聞による最近の地価公示批判には、
事実誤認や知識不足に起因するおかしな部分がたくさんある。No.43の姉妹編。
|
No.48 |
もっと信頼される鑑定評価のために
|
我々不動産鑑定士に対する世間からの声を真摯に聞き、今こそ自己反省の上に立って努力するとともに、
不当な批判には堂々と自信を持って反論してゆこう。
|
No.49 |
「何のために誰のために」 毎日新聞3月23日社説の検証
|
昨年にもあった毎日新聞社説による地価公示批判。今回の記述にも単なる知識不足に起因するものが
少なくないが、それを検証する。
|
No.50 |
競争社会と排他思想
|
競争社会に移行するための下地が、この国には整っていないのではないか。
異端を排除しようとする傾向が強いことをみても、フェアな競争が行われることを期待するのは難しそうである。
|
No.51 |
不動産をめぐるメディアの論調に注意せよ
|
最近、不動産に関する雑誌記事が目立っている。地価が反転上昇に向かっているという「明るい話題」
も多く、現状を説明するものとして有益ではあるが、
実は、注意して読まなくてはならない部分がたくさんある。
|
No.52 |
世間の「常識」をぶち壊せ
|
「常識」とは何か。常識をわきまえない者はダメだと、頭ごなしに否定する論調があるが、
そのような論調にこそ、注意する必要がある。「常識」をぶち壊すところから始めよう。
|
No.53 |
過ちを繰り返すな
|
東京都心だけでなく、名古屋、福岡、大阪など、大都市圏で軒並み地価の上昇が
観測されている。それを好ましいこととする報道も目立っている。
だが、地価上昇は本当に明るい未来を暗示するものなのか。
「収益還元による実需買いだから大丈夫。バブルとは違う」
といった発言に、私は大いなる危惧を抱く。
|
No.54 |
草の根からの日韓交流
|
空前の「韓流ブーム」と言われて久しい。民間レベルで、そのように文化交流が進んでいることは、
とても好ましい。しかし、両国の間には、未だに解決できない問題も山積している。
国と国ではなく、人と人との相互理解を積み重ねることが、最も大切だと思う。
|
No.55 |
日韓鑑定評価協力会議・参加報告
|
今だからこそ、人と人との結びつきが大切。そう実感できた体験だった。
2005/4/20〜21に開催された日本不動産鑑定協会と韓国鑑定評価協会の共催による「第4回日韓鑑定評価協力会議」
にパネラーとして参加した感想。
|
No.56 |
私が個人事務所にこだわる理由
|
私は個人で事務所をやっている。鑑定士は事務所を法人化し、営利法人として営むことも可能であるが、
そういう形態を取るつもりはない。
|
No.57 |
金利上昇期の住宅ローンに注意〜マンションチラシに潜むウソ〜
|
住宅販売のチラシは、基本的に良いことばかりを強調し、消費者に錯覚を与えるような書き方も見受けられる。
チラシに欺されないで、金利上昇に伴う返済負担増や、その他にかかる経費もしっかり認識すべきである。
|
No.58 |
現実感喪失の時代
|
昨今、自分の行った行為が世の中にもたらす結果についての認識が希薄な人が増えてはいないか。
現実感の喪失あるいはリアリティの欠如は、プロフェッショナルにとっては致命傷になりかねないと思う。
|
No.59 |
バブルではないと言いつのる人々
〜週刊ダイヤモンド2006年12月23日号の記事にみる論理のまやかし〜
|
最近ますます収益還元法が地価高騰を容認する便利な道具とされている。これは由々しき事態である。
「これはバブルではない」と言いつのる人たちの論理のまやかしを暴く。
|
No.60 |
ここにも居た収益還元教の信者
〜週刊エコノミスト2007年2月20日号記事への反論〜
|
近年、雨後の筍のように出てくる収益還元教の信者たち。収益価格だから大丈夫と気楽に言う人々は、
間違いなく実際に収益還元法を使って、大きな責任を背負って評価をしたことのない人々である。
反論があるのなら、いつでもかかって来なさい。
|
No.61 |
「収益還元法の危うさ」が理解され始めた
〜週刊エコノミスト2007年5月29日号の記事について〜
|
当サイトでずっと主張してきた「収益還元法の危うさ」が、
ようやく理解され始めたようだ。経済雑誌の論調の変化は、
市場で危機感が高まってきたことの表れかもしれない。
|
No.62 |
やっぱりDCF法はアートな世界
|
投入する数値が多く、自由度が高いという意味において、
DCF法は「数字を作れる」手法である。
その危険性を十分認識した上で、使わなければならない。
|
No.63 |
今こそ「基礎研究」の大切さを再認識しよう
|
ノーベル賞受賞者を見て、基礎研究の大切さと、
それ以前にある学問的探求心の大切さについて、考えてみた。
|
No.64 |
変わり映えしない地価公示批判
|
毎年のように噴出する地価公示批判。
もう言うべきことも多くないのだが、黙っているわけにはいかないので。
|
No.65 |
子の学力を左右するものは何か
|
全国学力テストにおける小6生についての結果から、テストの成績と親の年収との間に
明確な相関関係があることが示された。子どもの成績を左右する家庭環境について考えてみた。
|
No.66 |
破綻会社と株主責任 〜真の自己責任とは何か〜
|
日本航空が上場廃止となり、株券が紙くずとなってしまった。個人投資家への影響も大きいこの事件を通じて、
真の自己責任とは何かということを、考えてみた。
|
No.67 |
そんなに、つぶやきたいですか?
|
Twitterが流行っているが、なぜ多くの人が熱中したり、Twitterには大きな将来性があるなどとまで
言われているのかさっぱりわからない。単なる「言い散らかし」の応酬ではないのか。
|
No.68 |
つぶやき合うのが、ネット上の人間関係か
|
Twitterなどのツールを批判すると、感情的な反応が返ってくる。だが、あえて言う。
井戸端会議程度の使われ方なら、そこからは何も生まれない。"ネット教信者"たちから評判の悪い
中川淳一郎氏の意見に、私は全面的に賛同する。
|
No.69 |
私がスマートフォンに変えない理由
|
私は今(2012年3月現在)でも従来型の携帯電話(いわゆるガラケー)を使っている。
PCや機械が好きそうなのに、どうして?と尋ねられることが多いので、ここで理由を説明したい。
|
No.70 |
改革という名の暴力について
|
改革=善という単純な図式に毒されてはいないだろうか。すべてを壊せば、すべての人に同等にチャンスが巡ってくるなどと
脳天気に信じているのは、とんでもないお人好しであると知るべきだ。
改革という名の暴力が、大多数の者を奈落の底に突き落とすかもしれない。
|
No.71 |
バブルを煽ってはいけない 〜2013年の不動産価格動向について〜
|
多くの人が不況に疲れ、バブルの再来を望んでいるように見える。
しかし、ムードに飲まれてはいけない。同じ過ちを繰り返してはいけない。
|
No.72 |
「駆け込み消費」ムードに踊らされるな
|
消費増税の前に買い溜めを勧める広告をやたらと目にするが、
売りたい側の戦術に乗せられてはいけない。
|
No.73 |
東名阪で異なる商業地価の変動要因 〜2016年後半以降の不動産価格動向について〜
|
ここ数年、大都市部の商業エリアなどを中心として、不動産価格の上昇傾向が続いている。
全般的な景気の上向き傾向によるものか?というと、実はそんな単純な話ではない。
地方によって理由は様々であり、今後の見通しにも違いがある。
|